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児童養護施設などで育った若者らに成人の記念写真を贈る「二十歳の振袖プロジェクト」の撮影が25日、広島県福山市鞆町であった。
さまざまな事情で成人式に晴れ着を着るのを諦めた若者らに、好きな衣装、好きな場所で撮った「今この時の私」の写真をプレゼントする企画。特定非営利活動法人どりぃむスイッチが呼びかけ、衣装は骨董&ギャラリー喫茶「蔵」が貸し出し、着付けやメークは美容室ロアール、撮影はプランニングオフィスキクチが協力した。
この日は辻が花模様の振り袖を着た石川美月さん(20)が撮影に臨んだ。石川さんは家庭の事情で18歳の時に親元を離れ、現在はアルバイトをしながら自立援助ホームで暮らしている。実家にいた時に予約していた晴れ着は着られず、今年5月の成人式にも出席しなかったという。身につけた振り袖は「色合いや品のいい感じが気に入り選んだ」といい「きれいに着せていただいた。将来はイラストレーターとして活動できるようになりた…
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