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フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦、フィンランド大会は25日、フィンランド・エスポーで女子ショートプログラム(SP)があり、初優勝した第4戦の英国大会に続いてGPシリーズ連勝を狙う三原舞依選手(シスメックス)は73・58点で2位発進した。
三原選手は演技を終えると、感極まった表情で拳を握った。自己ベストを1点近く更新する上々の演技だったが、理由はそれだけではなかった。「スケートに対して感じてきたことを込めて、滑ることができた」。順風満帆ではなかったスケート人生を表しているというプログラム「戦場のメリークリスマス」を滑りきり、思いがあふれた。
演技冒頭でつまずきかけるほど緊張していたが、1本目のダブルアクセル(2回転半ジャンプ)を成功させると徐々に硬さがほどけていった。基礎点が1・1倍となる後半の連続ジャンプの3回転トーループこそ回転不足と判断されたが、ほぼミスのない演技で高得点を獲得した。
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