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東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。

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「海と町隔てる壁に彩りを」 巨大防潮堤に壁画完成 石巻・雄勝

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海岸沿いに点在する浜の風景のイメージを重ね合わせて制作された安井鷹之介さんの作品「テオリア」。防潮堤の向こうにも雄勝の海が広がる=宮城県石巻市雄勝地区で2022年11月26日午前11時40分、百武信幸撮影
海岸沿いに点在する浜の風景のイメージを重ね合わせて制作された安井鷹之介さんの作品「テオリア」。防潮堤の向こうにも雄勝の海が広がる=宮城県石巻市雄勝地区で2022年11月26日午前11時40分、百武信幸撮影

 巨大防潮堤に描かれた壁画が、宮城県石巻市雄勝地区の海辺に完成し、26日にお披露目された。東日本大震災の津波で被災後、湾を囲うように整備された灰色の壁に、海と空の青、木々の緑が浮かび上がった。

 高さ9・7メートルの防潮堤をキャンバスに見立て、海と町を隔てる壁に彩りを加える「海岸線の美術館」というプロジェクトの一環で、一般社団法人「SEAWALL CLUB」(同市)が企画した。

 描いたのは芸術家の安井鷹之介さん(29)=東京。雄勝にある15の浜を訪ね歩き、そこでスケッチした海辺の景色を重ね合わせ、約2カ月かけて高さ7・5メートル、幅54・6メートルの風景画に仕上げた。タイトルは「観(み)て想(おも)う」というギリシャ語からとった「テオリア(THEORIA)」。定冠詞の「THE」と雄勝の頭文字「O」、リアス海岸の「RIA(s)」を合わせた「雄勝の岸辺」との意味も込められ、…

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【東日本大震災】

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