「新実業団像」掲げる積水化学 競技で実績、駅伝は披露の場

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積水化学の4区・弟子丸小春(右)にたすきをつなぐ、3区・新谷仁美=仙台市で2022年11月27日、手塚耕一郎撮影
積水化学の4区・弟子丸小春(右)にたすきをつなぐ、3区・新谷仁美=仙台市で2022年11月27日、手塚耕一郎撮影

 「クイーンズ駅伝in宮城 第42回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会」は27日、宮城県を舞台に6区間42・195キロで争われ、積水化学は2位で2連覇を逃した。

 「積水化学=新谷仁美」。その図式を崩して初優勝した前回大会は、選手たちに勇気を与えた。1万メートル日本記録保持者のエース新谷の力を借りるより先に卜部蘭、佐藤早也伽ら中堅選手の快走で中盤までにトップに立ち、そのままフィニッシュ。卜部はトラック中距離、佐藤はマラソンで実績を残す選手だ。「『誰かに頼る』ではなく、『一人一人がベストを尽くせばいい』と実感できた」と卜部は振り返る。

 「駅伝は若手の挑戦の場になればいい。流れの種目なので、いきおい次第で驚く走りができる」。そう語る野口英盛監督が飛躍を実感するのが、高卒3年目の佐々木梨七だ。前回アンカーで歓喜のテープを切った20歳。壁に当たると今までどこか後ろ向きになるところがあったが、優勝を機に「自分が立てた目標をクリアする喜びを感じるようになった」(野口監督)という。

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