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「やっと認めてあげられた」 元宝塚・純名里沙が向き合ったあの頃

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「やっと認めてあげられた」と、ある時期の自分について語った元宝塚歌劇団トップ娘役の純名里沙=大阪市中央区で2022年10月26日、川平愛撮影
「やっと認めてあげられた」と、ある時期の自分について語った元宝塚歌劇団トップ娘役の純名里沙=大阪市中央区で2022年10月26日、川平愛撮影

 「やっと自分を『よしよし』してあげられました」。迷いのない瞳でほほ笑む。

 宝塚歌劇団を退団して四半世紀。元トップ娘役の純名里沙が出身地・大阪でウインターコンサートを開く。在団中に朝ドラのヒロインを演じるという前例のない活躍をしたが、ある時期の自分を「認めてあげられなかった」と明かす。心の壁を乗り越えたきっかけは、新型コロナウイルス下のある出来事だった。

初舞台でエトワール 朝ドラヒロインも

 「あの頃のインタビューを読み返すと、地に足がついてなくて、自分に『大丈夫?』って言いたくなる。とにかく一生懸命でした」。宝塚時代をこう振り返る。

 小学6年で地元のミュージカル劇団に入って経験を積み、高校2年で宝塚音楽学校に合格し、入学した。1990年に首席で入団すると、初舞台の「ベルサイユのばら」でいきなりエトワール(フィナーレでソロを歌う大役)を務めた。「毎朝、今日は声が出るかとドキドキしました。怖かったけれど、舞台に立つ喜びの方が大きくて楽しかったです」

 歌劇団の勧めで、NHK連続テレビ小説「ぴあの」(94年)のヒロインオーディションを受けたのは、入団して3年を過ぎたころ。舞台から約1年離れて撮影に臨み、異例ながら主題歌も歌った。…

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