年中無休で子ども迎える食堂店主 赤字でも「値上げするならやめる」
毎日新聞
2022/11/28 12:30(最終更新 11/28 12:53)
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川崎市中原区のJR南武線向河原駅近くに「むかいがわら こども食堂 じぃーじぃーず」がオープンして1年がたった。店主は42年間、料理人として生きてきた宮田明さん(61)。一流の味を追求してきた宮田さんが、第二の人生として子ども食堂を経営する道を選んだ思いとは。【聞き手・高橋秀明】
――たった一人で店を切り盛りする「ワンオペ」で、しかも朝7時から夜8時まで年中無休で営業しているそうですね。
◆おなかをすかしている子どもがいないようにという思いでやっている。まるまる休んだのは2日間だけ。合間に休憩も取れるし、好きで始めたことなんで、そんなに大変じゃない。子どもたちは兄弟で来たり、塾帰りにお母さんと来たり、友達同士誘い合ってきてくれる子もいる。最近は赤ちゃん連れのお母さんも増えた。おむつを替えたりしながら、子どもが寝ている間にさっと食べて。あとはお酒も飲めるので、ボトルキープしているお…
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