堺・父弟殺害 無罪か極刑か主張対立、どう判断 29日大阪地裁判決

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大阪地裁=大阪市北区で、曽根田和久撮影
大阪地裁=大阪市北区で、曽根田和久撮影

 堺市で2018年に父親と弟を殺害したとして殺人罪などに問われた水道工事会社元社長の足立朱美(あけみ)被告(48)の裁判員裁判は29日、大阪地裁で判決が言い渡される。「連続殺人」だとして死刑を求刑した検察側に対し、弁護側は無罪を主張しており、真っ向から対立している。【安元久美子】

 「何も申し上げることはございません」。8月の初公判で起訴内容の認否を問われ、足立被告は聞き取れないほどの小さな声で答えた。約3カ月にわたる20回以上の公判で、足立被告は黙秘を続け、被告人質問も行われなかった。

 起訴内容は堺市中区の実家で18年1月、がんや糖尿病を患っていた父親の富夫さん(当時67歳)に注射器でインスリンを過剰投与。低血糖脳症などで約5カ月後に死亡させたほか、18年3月には弟で建築会社社長だった聖光(まさみつ)さん(同40歳)に睡眠薬を飲ませ、トイレで練炭を燃やして、一酸化炭素中毒死させたとされる。

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