「着衣で学校健診を」 上半身裸に反対する署名5300筆を提出

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長岡京市教委に着衣での学校健診を求める署名用紙を手渡す保護者(右)=京都府長岡京市役所で2022年11月22日午後4時21分、添島香苗撮影
長岡京市教委に着衣での学校健診を求める署名用紙を手渡す保護者(右)=京都府長岡京市役所で2022年11月22日午後4時21分、添島香苗撮影

 小中学校の健康診断を子どもの上半身を裸にして行っている京都府長岡京市教育委員会に対し、着衣での健診を求める保護者らが、市内外から集まった約5300筆の署名を提出した。市教委側は「これまで説明不足があった」と述べ、12月の市教委定例会で議論する考えを示した。

 「大人に自分の裸をさらす。その恥ずかしさを考えたとき、親として許せなかった」。大学1年の長女がいる会社員、江川学さん(45)は22日、署名用紙の束を手に、切々と訴えた。受け取った市教委の担当者は「病気の見逃しがあってはならないが、プライバシーへの配慮も重要。子どもたちに寄り添った議論ができたら」と述べた。

 同市では今年度の健診を、全14小中学校で上半身の服をすべて脱がせて実施。「背骨が左右に曲がる脊柱(せきちゅう)側湾症や虐待などを見落とさないために脱衣が必要」とする乙訓医師会の見解に基づいている。

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