- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

2005年に発覚した元1級建築士による耐震データ偽造問題。首都圏の完成済みマンション45件が対象となり、住民は退去や補強を余儀なくされた。発覚直後、国会で「何言ってんだ! ふざけんじゃないよ!」と叫び、「事件の黒幕か」と非難の的になった人がいる。不動産デベロッパー「ヒューザー」の社長だった小嶋(おじま)進さん(69)。17年を経て、鋭かった眼光はずいぶん穏やかになった。当時の自分に、そして被害者に、今思うことは。
05年11月。問題の物件に携わった業者たちが国会に並んだ。ヒューザーは、対象となる多くの物件の建築主で、小嶋さんも呼ばれた。
この記事は有料記事です。
残り1876文字(全文2148文字)