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車椅子の利用者にも健常者と同じように旅行を楽しんでもらおうと、九州国際大(北九州市八幡東区)の学生たちが1泊2日の「ジョイ・トリップ」を企画している。日ごろ車椅子が欠かせない人は見知らぬ土地での移動に不安を感じ、旅行をためらうことが多いが、学生らはコースを丹念に下見。「サービス介助士」の資格を持つ学生が付き添う市内散策やグランピングのプランを提案している。
現代ビジネス学部の福島規子教授(観光学)のゼミで学ぶ3年生4人が発案した。学生らは車椅子を使っている学生にも協力してもらって、行った先にエレベーターやスロープがあるか、食事やトイレで不自由しないかなどを確認。車椅子の視点から撮影したバーチャルリアリティー(VR)動画を活用してコースを紹介している。
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