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苦境の首相、防衛費2%で党内にアピール 財源確保には曲折も

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閣議に臨む岸田文雄首相=首相官邸で2022年11月29日午前8時22分、竹内幹撮影
閣議に臨む岸田文雄首相=首相官邸で2022年11月29日午前8時22分、竹内幹撮影

 岸田文雄首相が2027年度に防衛費と関連経費で国内総生産(GDP)比2%とするよう指示し、翌29日、自民党安倍派を中心に党内には歓迎する声が広がった。首相は閣僚の辞任ドミノで苦境に立つだけに、今回の指示には党内世論に応える姿勢をアピールする狙いが透ける。だが、財源確保策を巡って政府・与党内に意見の対立があり、年内決着を目指す議論は曲折が予想される。

求心力回復へ 岸田首相自ら「根回し」

 「大きな進展だ」。安倍派の安全保障・防衛プロジェクトチーム座長を務める大塚拓衆院議員は29日、国会内で記者団にこう語り、首相指示を歓迎した。自民党国防族からも「首相から明確な指示が出たことは大切だ」(小野寺五典安保調査会長)と評価する声が相次いだ。

 岸田政権で防衛力強化と積極財政の旗振り役を…

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