高知の山奥・仁淀川で栽培される宝の「茶」移住者が生んだ新商品

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ブレンド茶を持つ竹内太郎さん(右)と品原伸さん=高知県仁淀川町で、2022年11月4日午前11時28分、井上大作撮影
ブレンド茶を持つ竹内太郎さん(右)と品原伸さん=高知県仁淀川町で、2022年11月4日午前11時28分、井上大作撮影

 四国が誇る農作物の一つに、奥深い山地で栽培される茶がある。長い歴史を持つ茶が各地にあり、愛媛との県境にある高知県仁淀川町は土佐の茶どころ。町民は5000人を切り、過疎と高齢化が待ったなしの山間部で、地域の逸品を守ろうとする「移住者」たちがいる。

 2022年11月、廃校となった町内の小学校で記者会見が開かれた。高知市内から車で1時間半、数社の記者が集まる。プレゼンに立ったのは、山野草を使ったブレンド茶を製造販売する「トレトレ」と「池川茶業組合」の若き代表2人。町内に拠点を置く両者が、マイボトル用ティーバッグという新商品を発表した。

 組合代表理事の品原伸さん(33)は狙いを語る。「これまでのティーバッグは湯を入れて10分ほどたつと渋くなった。(トレトレの)ブレンド技術がそれを解消してくれた。マイボトルお湯をにつぎ足しても使えるのは、時代にマッチしたお茶ではないでしょうか」。今回売り出したのは、緑茶とほうじ茶の2種類。組合が作る茶をベースにそばの実やクワの葉などをブレンドした。トレトレと組合は販路が異なり、パッケージを微妙に変…

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