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モンゴル帝国(元)が日本を侵攻した元寇(げんこう)(蒙古襲来)の犠牲者を慰霊するため、1895年に福岡市西区の蒙古山(158メートル)山頂に建立され、2005年3月の福岡県西方沖地震で倒壊した石碑が再建された。29日に現地で開かれた記念式典には地元住民の他、再建に協力した宮城野親方(元横綱・白鵬)やモンゴル人ら計約100人が参加し、石碑の前で両国の友好と平和を祈った。
元寇の際、山頂には日本側の見張り台があり、両軍の犠牲者が埋葬されたとされる。石碑の再建は、22年に日本とモンゴルの外交関係樹立50周年を迎えるのに合わせ、九州沖縄・モンゴル友好協会(福岡市)と在福岡モンゴル国名誉領事館(同)が企画。クラウドファンディングで再建費用に充てる寄付を募り、宮城野親方や鶴竜親方(元横綱)らモンゴル出身の力士も寄付で協力した。
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