新型コロナ 話しながら学校給食OK 文科省、感染対策条件に

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同じ方向を向き静かに給食を食べる小学生=福岡市中央区の警固小で6月9日、徳野仁子撮影
同じ方向を向き静かに給食を食べる小学生=福岡市中央区の警固小で6月9日、徳野仁子撮影

 文部科学省は29日、新型コロナウイルスの適切な感染対策を取れば、学校の給食時間に会話することは可能とする通知を全国の教育委員会などに出した。政府がコロナ対策の基本的対処方針から、飲食時は「少人数で黙食を基本」などとする記述を削除したことを受け、改めて学校現場への周知を求めている。

 通知では、座席が対面にならないように配置を工夫したり、換気を確保したりするなどの対策を講じれば、子どもたちの会話も可能とした。過度になりがちなマスクの着用についても、事前に各校で外しても良い場面を設定するなどして、「メリハリのある着用」をするよう求めた。

 文科省が作成する学校の衛生管理マニュアルは、給食などの会食時は「机を向かい合わせにしない」「大声の会話を控える」などの対応が必要だとしている。無言で飲食する「黙食」を一律に求めてはいないが、実際は多くの学校現場で、従来の政府の対処方針を考慮するなどして黙食を実施している。専門家や保護者からは、子どものコミュニケーション不足につながるなどとして、黙食をやめるよう求める声も出ていた。

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