がん患者の立場で考えた アイデア満載の手作りの帽子 高校生が寄贈

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医療用帽子を寄贈した奈良県立大宇陀高校の生徒らと済生会中和病院の関係者=奈良県桜井市の同病院で2022年11月28日午後4時4分、広瀬晃子撮影
医療用帽子を寄贈した奈良県立大宇陀高校の生徒らと済生会中和病院の関係者=奈良県桜井市の同病院で2022年11月28日午後4時4分、広瀬晃子撮影

 奈良県立大宇陀高校(宇陀市)の生徒らが、治療などで脱毛したがん患者向けの医療用帽子を手作りし、済生会中和病院(桜井市)に贈った。がんを患った教諭の発案をきっかけに毎年続けてきたが、学校は宇陀高校への統合に伴い来春に閉校するため、大宇陀高の生徒による取り組みは今回が最後になった。活動は統合後も引き継がれる予定で、生徒らは「患者への思いをつなげていってもらえたら」と願っている。

 寄贈活動は、がんを患った女性教諭の呼びかけで6年前から始まった。自身が闘病中に見かけた、髪が抜けていく妻を気遣って帽子を渡す夫の様子などを話したところ、生徒らが自分たちも患者らの悩みに応えたいと言い出したのがきっかけだ。

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