性教育バッシングの旧七生養護学校事件 「萎縮」の指摘、あり方議論

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激しい性教育バッシングを受けた2003年当時を振り返る、旧七生養護学校の教諭や保護者たち=東京都千代田区で
激しい性教育バッシングを受けた2003年当時を振り返る、旧七生養護学校の教諭や保護者たち=東京都千代田区で

 障害がある児童・生徒向けの性教育を巡り、東京都立七生養護学校(東京都日野市、現七生特別支援学校)の教諭らが厳重注意を受けた事件から20年になるのを前に、学校関係者たちが26日、都内で集会を開催した。同事件を契機に全国で性教育バッシングが広がり、その影響で現在まで学校での性教育が停滞していると言われている。関係者たちは当時を振り返りながら、今後の性教育のあり方について語り合った。

 七生養護学校では1990年代半ばから、障害がある子どもも理解しやすいよう、性器の名称を歌詞に取り込んだ歌や性器の模型を使った独自の性教育「こころとからだの学習」に取り組んでいた。だが、都議らが2003年7月に学校を視察し「感覚がまひしている」と批判、都教委は「不適切な性教育」として教諭らを厳重注意した。

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