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「ボールペンが握れない」Hondaの左腕・片山皓心に起きた異変

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2021年の日本選手権でチームのベスト4入りに貢献したHondaの片山皓心投手=大阪市西区の京セラドーム大阪で2021年7月13日、滝川大貴撮影
2021年の日本選手権でチームのベスト4入りに貢献したHondaの片山皓心投手=大阪市西区の京セラドーム大阪で2021年7月13日、滝川大貴撮影

 注目の2年目左腕が一度も登板することなく、2022年シーズンを終えた。Hondaの片山皓心(ひろみ)投手(24)。ルーキーイヤーから投手陣の柱として大車輪の働きを見せたが、1年目の後半から異変が起きていた。何があったのか。

ボールボーイの理由

 ルーキーイヤーだった昨年の開幕戦では、鮮烈デビューを飾った。3月のJABA東京スポニチ大会で、新人ながら初戦で先発に抜てきされると、9回を1失点完投するなど活躍し、新人賞も獲得した。日本選手権関東予選でもチームを本大会に導く働きをみせ、6~7月の日本選手権ではベスト4入りに貢献。優秀選手にも選ばれた。

 ところが、チームにとって今季開幕戦となった4月のJABA静岡大会では、マウンドではなく、ベンチ脇のボールボーイの椅子に座っていた。1年目から即戦力左腕として奮闘した姿を知るからこそ、2年目の「ボールボーイ片山」は驚きだった。試合後に本人に聞くと、苦笑いをみせながらこう明かした。

 「実は言っていなかったんですが…

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