センバツ　21世紀枠県推薦　神辺旭に表彰状　「冬の間　練習励む」　／広島

　来春の第95回記念選抜高校野球大会（日本高校野球連盟、毎日新聞社主催）の21世紀枠県推薦校に選ばれた県立神辺旭高校の表彰式が30日、福山市神辺町の同校グラウンドであり、県高野連の折田裕之会長から石井恒主将に表彰状が手渡された。

　三浦喜成校長、高橋良輔監督と選手らはグラウンドに整列し、折田会長から「皆さんが頑張った成果が認められた。今後も自分を高めていってほしい」と激励を受けた。宇城昇・毎日新聞広島支局長は「地道な努力が県内の高校球児の中でも優れていると評価された。今日の表彰をきっかけに、より良いチームになってほしい」と述べた。

　石井主将は「たくさんの人に力と勇気を与えられるよう、冬の期間に努力し、推薦校としての自覚を持って練習に励みたい」と応じた。

　21世紀枠は、中国地区の候補校1校が選ばれ、2023年1月27日の選考委員会で全国9地区から3校が決まる。【関東晋慈】