帯広の読書文化、守りたい 地元出版社・書店が協力し、写真集
毎日新聞
2022/12/1 15:30(最終更新 12/1 15:30)
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本を手に取る人が減っている。どのような本を並べたら、読んでもらえるのか――。本離れに歯止めを掛けて、地域の「読書文化」を守ろうと、北海道帯広市の書店「ザ・本屋さん」と出版社「クナウパブリッシング(旧社名・ソーゴー印刷)」が業務提携し、地元企業ならではの視点の書籍編集、販売に乗り出した。試行錯誤しつつ、第一弾として昭和時代の庶民と地域を伝える写真集「十勝・帯広 昭和の記憶」を出版する。
ザ・本屋さんは1962年の創業。帯広市を中心に書店6店舗を展開する。クナウパブリッシングは印刷会社として帯広市で54年に設立。出版事業にも乗り出して北海道の暮らしや人、モノを掘り下げ、魅力を発信する季刊誌「スロウ」などの発行で知られている。
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