サイバー攻撃で病院被害1カ月、影響続く 患者対応は半減 大阪
毎日新聞
2022/12/1 20:19(最終更新 12/1 20:19)
有料記事
689文字
- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

大阪急性期・総合医療センター(大阪市住吉区)が「ランサムウエア」(身代金ウイルス)によるサイバー攻撃を受け、電子カルテシステムなどに障害が生じた問題は1日、発生から1カ月が過ぎたが、診療への影響が続いている。紙のカルテを利用して一部の手術などを再開しているが、対応できる患者はシステム障害前の半分程度にとどまるという。
ウイルスによるシステム障害が起きたのは10月31日。患者の電子カルテが使えなくなり、緊急時以外の手術や外来診療がストップした。その後、電子カルテが閲覧できるようになり、紙のカルテを使いながら一部手術を再開したが、新規の外来診療の受け付けは依然として停止している。
この記事は有料記事です。
残り397文字(全文689文字)