小津安二郎と竹内浩三、記念碑をつなぐ「青春の小径」が完成

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完成した小津安二郎監督の碑(奥)と竹内浩三の碑(手前)を結ぶ「青春の小径」=三重県伊勢市の船江公園で2022年11月30日、小沢由紀撮影
完成した小津安二郎監督の碑(奥)と竹内浩三の碑(手前)を結ぶ「青春の小径」=三重県伊勢市の船江公園で2022年11月30日、小沢由紀撮影

 三重県伊勢市ゆかりの映画監督・小津安二郎(1903~63年)と太平洋戦争で命を落とした詩人・竹内浩三(1921~45年)の記念碑がある伊勢市船江1の船江公園に二つの記念碑を結ぶプロムナード(小径(こみち))が完成した。11月30日の完成式に鈴木健一市長や約50人が出席。小津の少年時代の日記と竹内の詩を朗読後、「渡り初め」をして完成を祝った。

 2人は共に旧制宇治山田中学(現宇治山田高)の出身。東京生まれの小津は9歳で家族と共に松阪市に移住。1916年に旧宇治山田中に入学し、4年生まで寄宿舎生活を送り、5年生時は松阪の自宅から通学した。一方、伊勢市吹上の呉服商の長男として生まれた竹内は、宇治山田中時代に詩の創作を始めた。学校の先輩にあたる小津に憧れていたとされ、映画監督を目指して当時の日本大学専門部に進学したが、学徒動員でフィリピンに出…

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