カルテル 電力自由化、骨抜き 業界、独占状態に慣れ 立教大名誉教授(独占禁止法)・舟田正之氏の話

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 電力各社がカルテルで電気料金を決めていたことは、電力の小売り自由化の趣旨を真っ向から否定したことになる。

 電力の小売り自由化で、新規参入した新電力や大手電力間での競争は激しくなった。特に事業者向けは採算割れ覚悟で顧客奪取を優先し、各社が疲弊したのではないか。その結果としてカルテルに発展したのだろう。

 今回は、各電力大手に企業としてカルテルを結ぶという判断があったと考えるのが妥当だ。業界は地域独占や規制料金といった独占状態に慣れきっていたのだろう。経営トップから営業の現場まで適正な競争のあり方について認識を改めるべきだ。

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