離島、深刻な職員不足 村の総務課長が空席 県が異例の職員派遣

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新潟県職員が派遣された粟島浦村役場=2022年9月2日、池田真由香撮影
新潟県職員が派遣された粟島浦村役場=2022年9月2日、池田真由香撮影

 人口300人余りの離島、新潟県粟島浦村に県職員が1日付で派遣された。任期は1年4カ月で要職を担う。職員の定員割れに苦しむ村役場の救済を図る措置で、県によると、災害時を除けば異例の対応。人口減の進む離島の抱える課題が改めて浮き彫りになり、村は国にも支援を要請している。【池田真由香】

 県から派遣されたのは、課長補佐級の40代男性職員。空席となっている総務課長に就いた。村の予算編成などを担う要職だ。

 県市町村課によると、夏ごろから村と協議を重ね、16年ぶりの選挙戦となった村長選(9月4日投開票)で初当選した脇川善行村長からも、改めて要請を受けたという。同課の落合秀也課長は「島の人員不足は深刻な状況にあり、急きょ、年度途中で派遣する異例の対応となった。任期は2023年度末までの予定だが、それまでに立て直しができるかは不明なので、今後の支援は協議する」と説明した。

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