発がん性指摘の有機フッ素化合物 政府、水質濃度の目標見直しへ

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西村明宏環境相
西村明宏環境相

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)周辺の川などから、発がん性などが指摘される有機フッ素化合物が検出されている問題で、西村明宏環境相は2日の閣議後の記者会見で、年明けに専門家会議を設置し、水質濃度の目標値を見直す検討を始める考えを示した。「水環境の目標値や対策の全体戦略を検討し、しっかり取り組みを進めたい」と述べた。水道水の基準についても厚生労働省が見直しを進める。

 米国や世界保健機関(WHO)の規制に関する検討状況も踏まえ、今後の監視体制や対策をとりまとめるという。PFOSとPFOAという有機フッ素化合物について、米環境保護局は今年6月、安全性の目安となる飲料水の勧告値を厳格化。従来は両物質を合わせて1リットル当たり70ナノグラム(ナノは10億分の1)以下としていたが、PFOSを同0・02ナノグラム以下、PFOAを同0・004ナノグラム以下とするよう勧告し…

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