奥飛驒に地熱発電所 温泉水供給で地域と「共栄」 モデルケースに

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
12月1日からの営業運転を前に関係者がテープカットで完成を祝った=岐阜県高山市奥飛驒温泉郷中尾で2022年11月30、大竹禎之撮影
12月1日からの営業運転を前に関係者がテープカットで完成を祝った=岐阜県高山市奥飛驒温泉郷中尾で2022年11月30、大竹禎之撮影

 岐阜県高山市奥飛驒温泉郷中尾で地熱発電所が完成し、営業運転が始まった。地熱発電は天候に左右されないクリーンなエネルギーながら、温泉地では「温泉が枯渇する」などとして反目しあうことも多い。同発電所では取り出した熱水を地元の温泉地に供給することで、温泉地との共栄を図る考えで、新たなモデルケースとして注目が集まっている。【大竹禎之】

 この発電所は中部電力グループのシーエナジーが45%、東芝子会社の東芝エネルギーシステムが55%を出資し、設立した「中尾地熱発電」が約45億円かけて建設した。2013年から調査や掘削などの事業が始まっており、9年がかりで完成。中電グループとしては初の地熱発電所となる。

この記事は有料記事です。

残り623文字(全文922文字)

あわせて読みたい

ニュース特集