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全国15の地方競馬場で唯一、ラッシュ時間帯の「密」を避けることを理由に夕方の「薄暮(はくぼ)レース」を続ける兵庫県尼崎市の園田競馬場で、正門前の自治会が中止を求めている。金曜日以外は照明を使わないという取り決めに反すると主張するが、好調な売り上げを背景に競馬場は新型コロナウイルス終息後の継続までも提案する。自治会は問う。「本当に感染防止が目的ですか」
競馬の開催時間帯は、昼間と最終発走が午後8時台のナイター、その間のたそがれ時を意味する薄暮の3種類がある。近年は仕事帰りの客層を狙ってナイター化が進む。薄暮に開催するのは6競馬場で年末年始だけだったり、照明設備がなかったりという理由の競馬場もある。だが、園田は違う。
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