円形脱毛症も乗り越えた若き「和製タイガー」蟬川 男子ゴルフ

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
国内男子ゴルフツアー・日本オープン選手権第3ラウンドの1番ホールでティーショットを放つ蟬川泰果選手=兵庫県三木市の三甲ゴルフ倶楽部ジャパンコースで2022年10月22日午前11時36分、吉見裕都撮影
国内男子ゴルフツアー・日本オープン選手権第3ラウンドの1番ホールでティーショットを放つ蟬川泰果選手=兵庫県三木市の三甲ゴルフ倶楽部ジャパンコースで2022年10月22日午前11時36分、吉見裕都撮影

 若き「和製タイガー」が2022年の国内男子ゴルフを席巻した。10月の日本オープン選手権をアマチュアで制した蟬川泰果(たいが)選手=東北福祉大4年=だ。「泰果」の由来は米国のスター、タイガー・ウッズ選手という21歳は、同月末にプロ転向した後もツアー3戦で予選通過と安定した力を発揮している。今季の優勝者ら30選手による実力者ばかりが集う、最終戦の日本シリーズJTカップ(12月1~4日)でも8位。いまや飛ぶ鳥を落とす勢いのホープだが、人知れず苦しんだ時期もあった。その秘密に迫った。

 日本オープンをアマチュア選手が制したのは95年ぶりの快挙だった。しかも、通算10アンダーで4日間首位を走り続けた「完全優勝」。狭いフェアウエーに深いラフ、高速グリーンに難しいピン位置――。世界を知るトッププロでさえ「せいぜい(通算)5アンダーが優勝ライン」と話したコースで、バーディーを量産した。「アマチュアが勝つのは不可能」とされた国内最高峰のメジャー大会の通説を覆した。

この記事は有料記事です。

残り1541文字(全文1970文字)

あわせて読みたい

ニュース特集