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岸田派の閣僚が不祥事のため相次いで辞任し、岸田内閣の「司令塔」として松野博一官房長官に期待する声が強まっている。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の被害者救済や防衛力強化などの重要政策に関わるほか、3、4の両日には兼任する沖縄基地負担軽減担当相として沖縄県を訪問し、那覇、浦添、宜野湾の3市長と相次いで会談した。ただし、内閣は支持率低下に歯止めがかかっておらず、松野氏も悪戦苦闘が続いている。
「米軍普天間飛行場の固定化は絶対に避けなければならない。普天間の危険性除去の協議のため、負担軽減作業部会を来年1月から2月に開催する」
松野氏は4日、宜野湾市の松川正則市長との会談後、記者団にこう語り、沖縄の基地負担軽減を重視する姿勢をアピールした。
6日から国会審議が始まる旧統一教会の被害者救済法案については「法案の趣旨や目的について説明を尽くし、早期の成立に向け努力をしていく」と語った。
「いろいろあって、毎日大変です」。松野氏は最近、親しい自民党議員に疲れた様子でこう漏らした。…
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