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柔道のグランドスラム東京大会が3日、東京体育館で開幕して男女計6階級が行われ、男子90キロ級では今年の世界選手権代表の増山香補選手(パーク24)が優勝した。
柔道大国・日本の面目を保つ勝利だ。増山選手が近年海外勢に押されている男子90キロ級で、五輪メダリストを次々と破り頂点に立った。
準決勝で対戦したのは、昨夏の東京オリンピック金メダルのラシャ・ベカウリ選手(ジョージア)。10月の世界選手権で対戦し、一本負けで2回戦敗退の屈辱を味わった。
「自分が弱かったと思わせてくれた相手。しっかり対策をして臨んだ」と、前回の敗因となった接近戦を警戒。背負い投げを中心に攻撃の手を緩めず、指導3の反則負けを誘って10分近い長期戦を制した。決勝では東京五輪銀メダルのエドゥアルド・トリッペル選手(ドイツ)に開始1分31秒に背負い投げで一本勝ちした。
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