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名古屋陶磁器会館 名古屋市東区 タイルの技に包まれて

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緩やかなアーチのボールト天井が美しい大ホール
緩やかなアーチのボールト天井が美しい大ホール

 クリーム色のタイルに包まれた外観の名古屋陶磁器会館(名古屋市東区)は、1932(昭和7)年に名古屋陶磁器貿易商工同業組合事務所として建てられた。鉄筋コンクリート造りの2階(一部3階)建て。戦後に幾度か改修され、3階の屋上部分は広く増設されている。

 外装は表面に平行の溝を付けたスクラッチタイル張りで、角には「役物(やくもの)」と呼ばれる湾曲したタイル…

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