死刑男性遺族が再審請求 ハンセン病理由に特別法廷の「菊池事件」

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熊本地裁前で菊池事件の再審開始を訴える弁護士や支援者ら=熊本市中央区で2021年9月14日午前10時59分、栗栖由喜撮影
熊本地裁前で菊池事件の再審開始を訴える弁護士や支援者ら=熊本市中央区で2021年9月14日午前10時59分、栗栖由喜撮影

 1952年に熊本県で起きた殺人事件などを巡り、ハンセン病とされた男性が無罪を訴えながら隔離施設内の「特別法廷」で裁かれて死刑になった「菊池事件」で、男性の遺族が熊本地裁に再審請求を申し立てていたことが判明した。申し立ては2021年4月。熊本市内で4日に開かれた、再審を支援する市民集会で弁護団が明らかにした。

 菊池事件を巡っては、特別法廷での審理は憲法違反なのに検察が再審請求しないのは違法として、ハンセン病の元患者らが国家賠償を求めて熊本地裁に提訴。地裁は20年2月、特別法廷を「ハンセン病を理由とした差別だ」などとして、初めて違憲と認定する判決を言い渡し、確定していた。

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