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福岡国際マラソン2022は4日、福岡市の平和台陸上競技場発着で行われ、マル・テフェリ(イスラエル)が2時間6分43秒で優勝した。日本勢トップの7位には、2時間8分43秒で秋山清仁(愛知製鋼)が入った。
駅伝の失敗でマラソンも本気に
「1月3日の朝だけの男」。箱根駅伝の山下りで名をはせ、自らを自虐的に語る秋山清仁(愛知製鋼)がマラソンで名前を残した。一般参加ながら日本選手トップで日本勢唯一の2時間8分台。2024年パリ・オリンピックの代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」の出場権を獲得し、「信じられない」と話した。
無理をせずに自らのペースを貫いた。ペースメーカーが外れる30キロ手前で、1キロ3分ペースの先頭集団から後れをとった。「焦りもあったけど、無理やり追い付くよりも自分のタイムを意識した」と、力を使わずに2位集団の中でペースを維持することを選択した。前から落ちてくる選手を次々と拾い、40キロ手前で日本選手トップだった赤崎暁(九電工)に並んで抜き去った。
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