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柔道のグランドスラム東京大会最終日は4日、東京体育館で男女計8階級が行われ、女子52キロ級で昨夏の東京オリンピック金メダルの阿部詩選手(日体大)が優勝した。
「最強兄妹」の妹が、再び東京の畳で力を示した。兄が不在の大会で、阿部詩選手が注目を一身に受けながら頂点に立った。
決勝の相手は志々目愛選手(了徳寺大職)。兵庫・夙川学院高3年だった2018年、世界選手権で初出場初優勝した際に決勝でぶつかるなど、これまで何度も対戦してきた。試合は途中まで何度も内股を仕掛けられたが受けの強さを見せ、ポイントを許さない。
延長戦に突入すると大内刈りや担ぎ技で攻勢を強め、指導3の反則負けを誘って勝利。試合後は「なかなかコンディションが整わなかったが、メンタルだけは高まるように集中しようと思った。地力が上がったのかなと思う」と自信を語った。
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