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サッカーW杯・カタール2022

サッカー・ワールドカップカタール大会が11月20日に開幕。4年に1度の世界最高峰の戦いの様子をお伝えします

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酒井宏樹が選んだ「楽ではない道」 サッカー日本代表

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【日本2-1ドイツ】1次リーグドイツ戦の前半、ドリブルで攻め上がる酒井宏樹選手(右)=カタール・ドーハのハリファ国際競技場で2022年11月23日、宮武祐希撮影
【日本2-1ドイツ】1次リーグドイツ戦の前半、ドリブルで攻め上がる酒井宏樹選手(右)=カタール・ドーハのハリファ国際競技場で2022年11月23日、宮武祐希撮影

 サッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会の日本代表DF酒井宏樹選手(32)=浦和レッズ=は、1次リーグ第1戦のドイツ戦後は左太もも裏の違和感でピッチには立てていない。だが、大舞台での豊富な経験を生かし、来たるべき出番に備えている。

 ドイツとフランスで通算9季プレーした後、昨夏に浦和に加入した。「家族も代理人も含めて誰一人、この移籍に賛成の人はいなかった」。オーバーエージ(OA)枠で臨むことになっていた東京オリンピックの直前で、その先には今回のW杯も視野にあった時期。欧州の高いレベルに身を置く方が賢明な判断だと思われたが、本人は違った。

 直前に所属していたマルセイユ(フランス)では主力だったが、「外国人枠という大事な枠を取っていた。僕がいなきゃダメだったかと言われたら、クエスチョンがつくと思っていた。(欧州で移籍先を)探せば出てきたと思うし、やれる自信もまだある」。それでも国内復帰を決めたのは「日本でやる方が、一試合一試合の緊張感があるのかな。ここでやることが楽な道だと思っていない」と浦和加入時に語っていた。

 厳しい状況で力を発揮しようとする姿は昔から変わらない。小学生の時に所属していたクラブチーム「柏マイティーFC」(千葉県柏市など)の代表、倉持行一(こういち)さん(57)は当時はFWだった酒井選手について「負けそうな試合をひっくり返すこともあった。同点にしたり、逆転したり。そういうことが彼は多かった。勝ちたい気持ちが強く、ギアが上がると『こんなことができちゃうの』…

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