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ウクライナ侵攻

ロシア軍がウクライナに侵攻。米欧や日本は対露制裁を決めるなど対立が先鋭化しています。

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「制裁より政治姿勢」「露産の流通は続く」 原油取引制限に識者

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煙を上げるロシア中部オムスクの石油精製施設=11月、ロイター共同
煙を上げるロシア中部オムスクの石油精製施設=11月、ロイター共同

 主要7カ国(G7)と欧州連合(EU)などは5日にロシア産原油の取引に上限価格を設定した。専門家に効果や意義について聞いた。

経済制裁としての有効性に疑問

 ■蓮見雄・立教大教授

 上限価格の60ドルは、よく検討された数字だ。ロシアからすれば採算が取れる最低限の水準であり、G7側からすればロシアの収入を抑えられるラインになっている。どちらかと言えば、経済的な効果は薄く、政治的な意味合いが強いと感じる。

 60ドルは現在の欧州向けロシア産原油の市場価格と同水準であり、ロシアの石油収入が大幅に減るわけではない。ただ、上限が設定されて価格上昇圧力が抑えられるだろう。原油が必要な国にとっては、市場にロシア産が出回り続けることで調達先の確保につながる。

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【ウクライナ侵攻】

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