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サッカーW杯・カタール2022

サッカー・ワールドカップカタール大会が11月20日に開幕。4年に1度の世界最高峰の戦いの様子をお伝えします

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崩しきれなかった8強の壁 日本、世界に示した進化 サッカーW杯

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【日本-クロアチア】PK戦でクロアチアに敗れて肩を落とす南野拓実(手前左)に声をかける吉田麻也=カタール・アルワクラのアルジャヌーブ競技場で2022年12月5日、宮武祐希撮影
【日本-クロアチア】PK戦でクロアチアに敗れて肩を落とす南野拓実(手前左)に声をかける吉田麻也=カタール・アルワクラのアルジャヌーブ競技場で2022年12月5日、宮武祐希撮影

 サッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会で日本代表は5日(日本時間6日)、アルワクラのアルジャヌーブ競技場で行われた決勝トーナメント1回戦でクロアチアに敗れ、初の8強入りはならなかった。1―1で突入した延長戦でも決着がつかず、PK戦の末に敗れた。

 4度目の挑戦となった8強の壁に、またしてもはね返された。決勝トーナメント1回戦で前回大会準優勝のクロアチアに屈した。悲願達成はまたもお預けとなったが、1次リーグでは優勝経験のあるドイツ、スペインを破った。4年半前、ロシア・ロストフナドヌーで起きた「悲劇」からの成長を力強く刻んだ大会となった。

 2018年7月2日。W杯ロシア大会決勝トーナメント1回戦で日本は当時、国際サッカー連盟(FIFA)ランキング3位のベルギーに挑んだ。後半2点をリードし勝利に近づいたが、残り約20分で守備が崩壊。連続失点で追いつかれると、後半終了間際に敵陣から約14秒の高速カウンターで決勝点を奪われ、選手はその場に崩れ落ちた。試合後、チームを率いた西野朗監督は選手にこんな言葉を残している。

 「試合が終わった後の背中に感じた芝生の感触、見上げた空の色を忘れるな。ベンチで座っていた選手は、あの居心地の悪いお尻の下の感触を忘れるな」

 「悲劇」の記憶は…

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