小学校教諭からミュージカル俳優に転身 「夢はかなう」自ら体現
毎日新聞
2022/12/5 13:30(最終更新 12/5 13:45)
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横浜市立小学校の教諭だった平山トオルさん(36)は9年前、ミュージカル俳優に転身し、少年時代の夢をかなえた。横浜国立大学などで学んだ歌声と繊細かつ大胆な演技やダンスに磨きをかけ、さらなる大舞台を目指す。【聞き手・小出禎樹】
父に音楽の道反対され、2カ月で受験勉強
――舞台俳優を目指したきっかけは。
◆幼い頃から歌うのが好きで音楽の世界に夢を持ち憧れていた。小学5年の時にミュージカル好きの家庭科の先生が演劇クラブを作り、学芸会で劇団四季オリジナルミュージカルを学年で上演し出演した。その時、劇団四季の存在を初めて知り、親に福岡市で上演された「キャッツ」へ連れて行ってもらった。歌と芝居が一つになったミュージカルを初めて見て、衝撃を受けてさらに夢が膨らんだ。
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