世界の兵器販売額、1.9%増 中国が急拡大、米国は減少

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航空ショーで飛行する中国人民解放軍のステルス戦闘機「J20」=中国南部の広東省で2022年11月8日、China Daily・ロイター 
航空ショーで飛行する中国人民解放軍のステルス戦闘機「J20」=中国南部の広東省で2022年11月8日、China Daily・ロイター 

 スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)が5日発表した報告書によると、世界の軍需企業上位100社による2021年の兵器などの販売額は前年比1・9%増の計5920億ドル(約80兆円)となった。地域別では最大の米国が0・9%減少したが、中国の急拡大を背景に5・8%増加したアジア・オセアニアなど他地域が押し上げた。

 兵器販売は7年連続で増加。一方、新型コロナウイルス禍による物流の乱れや重要部品である半導体の不足、労働力確保の難しさなどが影響し、コロナ流行前より小幅な増加にとどまった。

 上位100社中40社を占め販売額も2990億ドルに上る米国はインフレの影響もあり減少したが、中国(上位100社中8社)は1090億ドルで6・3%増加した。兵器の近代化や国産化が要因としている。韓国(同4社)も72億ドルで3・6%増加した。

 日本(同4社)は1・4%減の90億ドル。三菱重工が5・3%減らしたことなどが要因。…

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