9月の土砂崩れで県道が不通のまま 80代夫婦、冬に備えて避難

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一時避難先に持っていく干し柿。軒下で冬の短い日を浴びていた=埼玉県秩父市中津川で2022年11月22日、山田研撮影
一時避難先に持っていく干し柿。軒下で冬の短い日を浴びていた=埼玉県秩父市中津川で2022年11月22日、山田研撮影

 埼玉県秩父市中津川で9月に起きた土砂崩れで、中津川集落の80代夫婦が冬季に集落外へ一時避難する。土砂崩れ前に利用してきた県道は不通のままで、唯一外部とつながる林道は積雪や凍結の可能性があるためだ。夫は「この年でこんな災難が降りかかるとは思わなかったが、この厳しい冬を乗り越えなければ」と話す。【山田研】

 11月下旬、自宅前の路上に散った落ち葉を、妻(85)が集めていた。前日、近所の人に柿の実をもいでもらったので葉が落ちたという。干し柿にして一時避難先に持って行くつもりだ。夫(84)は酸素ボンベをつけて居間のこたつに座っていた。

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