- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

埼玉県秩父市中津川で9月に起きた土砂崩れで、中津川集落の80代夫婦が冬季に集落外へ一時避難する。土砂崩れ前に利用してきた県道は不通のままで、唯一外部とつながる林道は積雪や凍結の可能性があるためだ。夫は「この年でこんな災難が降りかかるとは思わなかったが、この厳しい冬を乗り越えなければ」と話す。【山田研】
11月下旬、自宅前の路上に散った落ち葉を、妻(85)が集めていた。前日、近所の人に柿の実をもいでもらったので葉が落ちたという。干し柿にして一時避難先に持って行くつもりだ。夫(84)は酸素ボンベをつけて居間のこたつに座っていた。
この記事は有料記事です。
残り1217文字(全文1483文字)