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新型コロナ 海外とは異なる日本の特異な流行調査

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北海道の新型コロナの新規感染者数について説明する鈴木直道知事=札幌市で11月15日、真貝恒平撮影
北海道の新型コロナの新規感染者数について説明する鈴木直道知事=札幌市で11月15日、真貝恒平撮影

 流行の「第8波」と言われている新型コロナウイルス感染症。今も無症状者も含めて全ての感染者の把握を目指した「全数把握」の手法で新規感染者数が毎日公表され、どれだけ増えたか気になる日々が続く。一方、海外では全数把握は重視されておらず、取材すると今や日本の特異さが浮かぶ。専門家は「感染者数だけに着目しても意味がない」と指摘する。

ポイントは定点観測

 国立感染症研究所のまとめによると、英国やフランス、ドイツなどでは、季節性インフルエンザの流行を把握する国際的な分析手法を重視しており、新型コロナでもこの手法を用いている。全数把握ではなく、特定の医療機関の患者を分析する「定点観測」なのがポイントだ。

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