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本田武史さんが占うGPファイナル 男子筆頭は宇野、女子は混戦

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女子フリーで演技をする三原舞依=京都アクアリーナで2022年10月30日、藤井達也撮影
女子フリーで演技をする三原舞依=京都アクアリーナで2022年10月30日、藤井達也撮影

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルが8日、イタリア・トリノで開幕する。6戦にわたるGPシリーズの上位6人・組による決戦は、新型コロナウイルスの影響で2020年、21年大会が中止となっており、3年ぶりの開催となる。

 シングルでは最多となる男子4人、女子3人の日本勢が出場する。世界選手権で02、03年に2大会連続で銅メダルを獲得し、解説者としても活躍する本田武史さん(41)に大会の行方を展望してもらった。【聞き手・倉沢仁志】

男子

 ――男子は宇野昌磨(トヨタ自動車)▽三浦佳生(オリエンタルバイオ・目黒日大高)▽山本草太(中京大)▽佐藤駿(明大)――の4選手が出場します。

 ◆宇野選手はGPシリーズ2戦を連勝してファイナルへ進みました。オリンピックのメダリスト、世界王者という地力の高さを示しましたね。三浦選手は(第1戦のスケートアメリカは)他の選手のけがもあって代わりに出場した形でしたが、しっかりとチャンスをものにしました。

 山本選手は今季、4回転ジャンプに安定感が出てきており、結果にもつながっています。佐藤選手も、左肩のけが明けから、よくここまで戻してきましたね。

 ――これまでファイナルでは2位と3位が2回ずつの宇野選手は初制覇が懸かる。

 ◆一番のライバルはイリア・マリニン選手(米国)になるでしょう。今季、ショートプログラム(SP)ではミスが目立ちますが、フリーでの爆発力はすさまじい。今季のフリーで190点以上をマークしているのは194・29点を出したマリニン選手だけ。宇野選手はSPでしっかりとリードしておきたい。SP、フリーを確実にそろえる必要がありますね。

 ――宇野選手の仕上がりは、どうでしょうか。

 ◆第5戦のNHK杯の時は、ジャンプの調子が良い状態ではありませんでした。その状況でも、あそこまでの集中力を発揮して優勝したのは、いままでの経験値も大きかったと思います。

 ――本人はフリップに違和感を覚えているようでしたが、客観的に見てどう感じましたか。

 ◆そこは感覚的なところだと思いますね。正直、僕が見た限りでは…

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