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ウクライナ侵攻

ロシア軍がウクライナに侵攻。米欧や日本は対露制裁を決めるなど対立が先鋭化しています。

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ウクライナがロシア国内をドローンで攻撃か 大規模な報復懸念

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ドローン攻撃を受けたとされる現場から噴き上がる黒煙=ロシア南西部クルスク州で2022年12月6日、Ostorozhno Novosti・ロイター
ドローン攻撃を受けたとされる現場から噴き上がる黒煙=ロシア南西部クルスク州で2022年12月6日、Ostorozhno Novosti・ロイター

 ロシア国内のロシア軍施設で相次いで発生したドローン(無人航空機)による攻撃。ウクライナは公式には認めていないが、ウクライナ軍によるものとの見方が有力だ。ロシア側はこれに対して新たな大規模な報復に出るのか。

関与認めず「不思議な爆発」

 ウクライナのゼレンスキー大統領は軍創設記念日の6日、激戦が続く東部ドネツク州とウクライナ軍が奪還したハリコフ州を訪問し、前線の兵士らを激励。首都キーウ(キエフ)では軍幹部らを前に「国民が再び自由を取り戻すために、数千人ものウクライナ人が命を犠牲にした」と謝意を示したが、ドローン攻撃には触れなかった。

 AP通信によると、ウクライナ空軍の報道官は攻撃について「(ロシア軍は)不思議な爆発によって航空装備を減らした。素晴らしいニュースだ」と述べた。米紙ニューヨーク・タイムズは、ウクライナ政府高官が攻撃へのウクライナの関与を認めたと報じたが、ウクライナ側は公式には関与を認めない。露国内への攻撃が戦闘のエスカレーションを誘発しかねず、軍事支援を受ける米欧の懸念を招くためとみられる。

 ウクライナによる攻撃とすれば、注目されるのはドローンの飛行距離といえる。5日に攻撃された二つの基地は共にウクライナ国境から400キロ以上も離れており、露国内の奥深くまで侵入されたことになる。

対ウクライナ強硬論呼び込む危険

 ロシアの「独立新聞」の軍事コラムニストは「ウクライナ軍は、1000キロ以上飛行して標的を攻撃する無人機を所有している」と指摘。米シンクタンク「戦争研究所」も5日…

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【ウクライナ侵攻】

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