期待の副議長、なぜ大麻密売グループに情報漏えい? 浮かぶゆがんだ関係
毎日新聞
2022/12/7 14:01(最終更新 12/8 01:46)
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大麻密売グループを巡る捜査情報を漏らした見返りに現金数万円を受け取った疑いが強まったとして、大阪府警が徳島県藍住町議会の副議長、平石賢治容疑者(45)ら2人を加重収賄と地方公務員法(守秘義務)違反の疑いで逮捕したことが、捜査関係者への取材で明らかになった。逮捕は5日付。藍住町役場に密売グループの関連情報を照会した動きが筒抜けだったとみられ、平石副議長の知人で町職員だった女性も関与した疑いがある。
府警は7日、大麻密売グループの主導役で韓国籍の金太士容疑者(52)=住所不定=も贈賄と地公法違反(そそのかし)の疑いで逮捕した。
大麻の密売を巡る捜査から、地方議員と犯罪グループとのゆがんだ関係が浮き彫りになった。大阪府警に加重収賄容疑で逮捕された徳島県藍住町議会ナンバー2の平石賢治容疑者とはどんな人物なのか。
平石副議長は逮捕前の3日、毎日新聞の取材に…
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