砂川闘争の資料展示、おおむね維持へ 東京・立川市が方針見直し

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砂川闘争ゆかりの品々や写真パネルを展示している「砂川学習館」=東京都立川市で4月4日
砂川闘争ゆかりの品々や写真パネルを展示している「砂川学習館」=東京都立川市で4月4日

 東京都立川市が市立施設「砂川学習館」の建て替えに伴い、1950~70年代に旧米軍立川基地の拡張計画を阻んだ「砂川闘争」などの資料の展示を縮小する方針を示していた問題で、同市が方針を見直し、建て替え後も現状の展示がおおむね維持される見通しになった。地権者の子孫ら住民が常設展示存続を求めたのを受け、同市が歩み寄り、開会中の市議会などで方針の見直しを明らかにした。【木村健二】

 展示の縮小が検討されたのは、1階に設けている「砂川地域歴史と文化の資料コーナー」(床面積約28平方メートル)。砂川闘争については、測量隊や警官隊の接近を知らせるために鳴らした半鐘、住民の手ぬぐい、たすき、当時の様子を撮影した写真パネルなど約50点を常設展示してきた。市は建て替えで施設全体の床面積を約20%減らすため、新施設2階の壁面に展示機能を確保するが、実物展示は取りやめるとしていた。

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