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サッカーW杯・カタール2022

サッカー・ワールドカップカタール大会が11月20日に開幕。4年に1度の世界最高峰の戦いの様子をお伝えします

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快進撃生んだ「森保マジック」の正体 サッカー日本代表

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クロアチアにPK戦で敗れ、選手たちに声をかける森保一監督(中央)=カタール・アルワクラのアルジャヌーブ競技場で5日、宮武祐希撮影
クロアチアにPK戦で敗れ、選手たちに声をかける森保一監督(中央)=カタール・アルワクラのアルジャヌーブ競技場で5日、宮武祐希撮影

 「本当に『さすがやな』しか言えない。全てを動かしているのは監督だと思うし、素晴らしいという言葉では足りないくらい。えぐいな、と」

 サッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会の日本代表で、1次リーグ初戦のドイツ戦で勝ち越しゴールを挙げた浅野拓磨(ボーフム)は大会中、チームを率いる森保一監督についてそう語った。

 第3戦でもスペインに逆転勝ちし、W杯優勝経験国を本大会で初めて破る衝撃を2度も演じた。強豪ぞろいの1次リーグE組を首位で突破した快進撃は、日本人監督を中心にチームが結束して生まれたものだ。

 W杯アジア最終予選で日本はほぼ固定メンバーで戦った。新型コロナウイルス感染拡大の影響でほとんど強化試合ができなかったことに加え、序盤に負けて主力に頼らざるを得なかったことが背景にある。その中で「動かない」「慎重すぎる」などと采配に批判が集まったが、森保監督は本大会では一転、積極的な策を次々に繰り出した。

 ドイツ戦では後半開始と同時に基本の4バックから3バックに変更。勢いづくドイツの長所を消しつつ、早めの交代で攻撃も活性化させて逆転勝利を引き寄せた。スペイン戦では逆転した後、相手が攻勢を強めようとした右サイドにすかさず守備力の高い冨安健洋(アーセナル)を投入し、反撃の芽を摘んだ。

 「森保マジック」とも称された采配について、監督自身は「大胆ではない…

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