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サッカーW杯・カタール2022

サッカー・ワールドカップカタール大会が11月20日に開幕。4年に1度の世界最高峰の戦いの様子をお伝えします

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森保Jは社会の「鏡」 フラットな組織が好循環生む サッカーW杯

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クロアチアにPK戦で敗れ、選手たちに声をかける森保一監督(中央)=カタール・アルワクラのアルジャヌーブ競技場で5日、宮武祐希撮影
クロアチアにPK戦で敗れ、選手たちに声をかける森保一監督(中央)=カタール・アルワクラのアルジャヌーブ競技場で5日、宮武祐希撮影

 監督と選手の心地よい関係が好循環を生み出した。ワールドカップ(W杯)カタール大会でスペイン、ドイツを破り、16強入りしたサッカー日本代表。周囲の声に耳を傾け、選手に寄り添う森保一監督のチーム作りは識者の目にどう映ったのか。

 「今は昔のように精神論で組織を動かすことが難しい時代。立場に関係なく互いが歩み寄り、個性を尊重し、伸ばし合う組織作りが好まれる。今回のサッカー日本代表も同様の傾向が見られた」。大正大表現学部の松崎泰弘教授(メディア産業論)は森保監督の指導法の特徴をこう分析する。

 松崎教授は年齢や立場の垣根がない「フラットな組織」が日本のチームスポーツの現場だけでなく、企業などにも浸透していると指摘。強い上下関係がある中では自主的に行動する姿勢は芽生えないが、気兼ねなく意見を言い合える環境では自主性や考える力が育まれ、組織として好循環が生まれやすくなるという。

 例えば、試合中にピッチサイドに立つ森保監督は、ノートにメモを取り修正点などを書き留める。そして…

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