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4選を目指す現職と前職による事実上の一騎打ちとなる宮崎県知事選が8日告示され、新人を含む各候補者は新型コロナウイルスで疲弊する経済の立て直しなど、地域課題への政策を訴えた。現県政の継続か、前県政への回帰か。有権者の選択が注目される。投開票は25日。
前職で元衆院議員の東国原英夫氏(65)は、同県川南町を第一声の場所に選んだ。町は知事在任中の2010年に発生した家畜伝染病「口蹄疫(こうていえき)」で多くの牛や豚が殺処分された。東国原氏は家畜の慰霊碑前で「ここは私の原点だ」と当時を振り返り、再選への思いを語った。
現県政は「激しい地域間競争が始まる中で、普通の県政ではままならない」と変革の必要性を主張。選挙戦を「宮崎が未来や夢、希望に向かう分岐点だ」と支持を呼びかけた。陣営は、知事時代に手がけたトップセールスなども実績に挙げ、無党派層を意識した選挙戦を展開する。
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