辺野古訴訟 沖縄県側を敗訴とした1、2審判決が確定

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沖縄県名護市辺野古の沿岸部=2020年4月、本社機「希望」から
沖縄県名護市辺野古の沿岸部=2020年4月、本社機「希望」から

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設計画を巡り、国土交通相が2019年に沖縄県の埋め立て承認撤回処分を取り消した裁決は違法だとして、県が国に裁決の取り消しを求めた訴訟の上告審で、最高裁第1小法廷(山口厚裁判長)は8日、県側の上告を棄却する判決を言い渡した。県の原告適格を認めずに訴えを却下した1、2審判決が確定した。

 今回は行政事件訴訟法に基づく訴訟だったが、県は地方自治法に基づく訴訟を先に起こし、20年3月に最高裁で既に県側の敗訴が確定している。今回の判決で埋め立て承認撤回処分を巡る訴訟は終結したが、埋め立て予定海域で軟弱地盤が見つかったことに伴い国が申請した設計変更を巡っても、変更を認めない県が国を相手取って別に3件の訴訟を那覇地裁などに起こしており、県と国の法廷闘争は今後も続く。

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