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チュニジア生まれ 魅惑のスパイス ハウス食品・商品担当 戸矢崎裕希さん /宮城

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 ハウス食品が昨年2月に発売したペースト状調味料「魅惑のハリッサ」の販売が好調だ。

 ハリッサはチュニジア生まれの唐辛子ベースのスパイスで、クセになる辛さが特徴。新型コロナウイルス禍で家での食事が増え、味付けのマンネリ化に悩む主婦層の支持を集める。店頭想定価格は410円前後。初年度の売れ行きは計画比の5割増に達した。

 辛さの異なる複数の唐辛子を使用したほか、ガーリックやクミン、コリアンダーなどを調合し、口の中で複雑な辛みと香りが広がるようにした。「料理に少し加えるだけで、風味を大きく変えられるようにしました」

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