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「奇策」の選考だった。10日、地域政党「大阪維新の会」が来春の大阪市長選候補を決めた予備選。観覧者前での公開面接、「オンライン会員」による投票といった仕掛けを用意したものの、関心は高まらなかった。しかし、党内ではこの結果は予想済みで、別の狙いも秘められていたという。どういうことなのか。
選挙の候補者は、政党幹部が秘密裏に調整して決める場合が多い。維新は今回こうした「密室政治」を排し、候補者を公募して面接や投票で決める予備選を初めて導入した。発案した松井一郎・前党代表(大阪市長)は…
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